論文の形式的な部分について


ほんとうに良い論文は,中身が問題.
そして,同じぐらい形式も大切.

いくらおいしい料理でも,汚い器にいれてや汚れた手でもってこられると不味く感じるもの.それに,本当においしい店は,質素でも清潔な食器に,細かな注意が行き届いた盛り付けが行われるものです.いくら有名でも,料理と客を大切にしない店は,その態度が配膳や食器や盛り付けにでるもの.横柄な店,盛り付けや食器が不味い店は,味も不味い.客の気持ちに配慮できない店がうまいわけないですね.たとえば,XXXXの蕎麦屋...

いくら良い研究でも,不完全な形式では,読者(編集委員や査読者も)が読む気がしない.あるいは中身を過小評価したり誤解する.それでは,論文を書くことの価値がなくなる.
 
 

【図表】

【参考文献】

形式を統一してください.
学会によっても違う.投稿する学会の形式にあわせてください.
学位論文では,電子情報通信学会論文誌にあわせるのが良い.


論文(特に学位論文)では,多量の論文や研究会資料を引用することになります.参考文献のリストでは,巻号,やページ番号が必要.学位論文で使うであろう文献は,まとめてファイルしておくようにしましょう.また学会名やページ番号がわかるようにメモをコピーにつけるように.国際会議では,表紙を一緒にコピーしておくのは良いアイデア.