ポスター発表の準備について
実際の発表の場を考えてみる
- 説明無しで,見ただけで,「何のために何をした,それの何が新しい.」
を(想定する参加者が)理解できように.
- 大きな文字の部分だけを使って,5分程度の口頭説明ができるように.
ポスターの構成
- ポスターにはポスターらしい構成が望まれる
(口頭発表スライドを並べるのは不可).
- 構成例
- 目的&結論
- 研究内容(システムモデル,実験/解析/シミュレーション等
の具体的手法)
- 数値例(含:パラメータ)(結論の証拠)
- 文字の大きさやフォントでメリハリをつける.
- 大きな(sans-serif) フォントの部分であらすじ.
- 小さな(文章なら 明朝/Roman 等)フォントは詳細説明.
ポスター発表の持ち物
- ポスターに盛り込めなかった追加説明・質疑用の情報は,手持ち資料として準備.(スライド形式が良い)
- 予想される質問の回答に必要な情報もポスターに入れておく.
- 1対1の宣伝の場であることを忘れずに.名刺や配布できる関係論文別刷りを持参.
ポスター発表の練習
- 5分程度の説明を準備し,通常の口頭発表同様に練習しておく.
- 本番では,お客さんが来るたびにその説明を繰り返す.
- 発表の練習の際には,ポスターの原稿をプロジェクタでスクリーンに
投影して,それを指示棒で指しながら説明.
- 本番では,短い指示棒や新品の(削ってない)消しゴム付き鉛筆
(ゴムの無い側を持つ)を持参し,それを使う.